やすの日記

平凡な日常の中にも楽しい面白い事が一つぐらいはあるはず。

東北4大祭りの旅2

2日目、今日は秋田市に向かいます。

夜の竿灯まつりには時間があるのでそれまでに幾つか寄ってみたいと思います。
道中の秋田県横手市に「横手市増田まんが美術館」なる物をグーグルマップで見つけたので寄ってみました。

横手市は「釣りきち三平」の作者の矢口 高雄先生の出身地だそうで、もう亡くなられてしまわれましたがここの名誉館長もされていたようです。

「釣りきち三平」は、中学1年の時に担任の先生に勧められてハマり何巻か単行本を購入しましたね。
その後、アニメ化されてテレビでも毎週楽しみに視聴していました。
確か声優さんは、レジェンド野沢 雅子さんだったと思います。

ここは色んな漫画家さんの原画が展示されています。
残念ながら撮影は禁止だったのでアップは出来ませんが、もう僕にとっては感動の嵐でした。
子供の頃は貧乏でテレビゲームなんか無い家庭で娯楽と言えば漫画かアニメ。
その幾つも読み漁った漫画の原画が次々と見られてもう悲鳴に近い声が出ていました。
子供達には年代が古かったみたいで、少しは刺さったようですがね。

これで無料なんてホントにいいんですか?滞在は1時間弱でした。

秋田市に入って昼食後にチェックイン。
7月の浸水の影響で市内は閉店しているお店や大型ゴミを集積している場所など被害の跡がまだ見受けられて、僕達の宿も床下浸水したそうで食堂が使えない状態になっていました。それでも泊めて頂いて感謝です。

そして昨日に続きここにも城跡があるので自転車を引っ張り出して行って来ました。
昨日、今日と東北地方は気温が35度を超えていて和歌山より暑い...orz。
「城跡だったらいいわ。お父さん行って来て。」と昨日に続き僕単独で。

久保田城跡 100名城中の55城目

元々天守の無いお城だそうですが、天守のような櫓はありました。
そして昨日の山形城跡同様ここも敷地が広い。周囲と場内を自転車で走り回りました。

お宿で少し休んだ後、竿灯まつりに出発です。
今日は宿からは遠く1㎞ほどを歩いて会場に到着。
会場はものすごい人で身動きが取れない事が何度もありました。
歩道は警官の誘導で立ち止まる事が許されずに最前列での観覧は無理でした。
そこで歩道から外れて建物のスロープ上から見る事にしました。

竿灯が次々と入場して来て笛の合図で一斉に立ち上がります。

太鼓の音がお腹に響き、心地よい笛のメロディ。
自然と手拍子が出て、どっこいしょ〜どっこいしょ〜の掛け声も出ますね。

演技は19時20分から20時半過ぎの1時間少し。
その後は会場に入って真近くで竿灯を鑑賞する事が出来ました。



20年ぶりにここに来ましたが、やっぱり最高でしたね。