やすの日記

平凡な日常の中にも楽しい面白い事が一つぐらいはあるはず。

東北4大祭りの旅5

旅行5日目最終日、町田市の妹宅から自宅のある和歌山まで走ります。
体力に余裕があれば何処かに寄ってみたいと思います。

って、またいつも箱根ですが...。
東名高速から小田原市に逸れて箱根駅伝の5区中継地点にやって来ました。

これぐらいだったら炎上しないよね?
最近、官邸内やエッフェル塔前で写真を撮った人達がえらい事になってたからな。

ここから国道1号線を芦ノ湖まで5区の山登りを体感してもらいました。もちろん車です。
コースのキツさもさることながら、沿道の雰囲気が好きですね。
箱根湯本駅にロマンスカーが停車してる姿や商店街の街並みが旅情感たっぷりで良いです。

山に登って行くに連れて雨足が強くなり5区のゴール地点では豪雨に。
それでも晴れ男パワーで何とかなるだろうと、来た道を引き返して箱根神社にお参りしました。

到着すると少し緩んだので駆け足でお参り。
今回お祈りしたのは旅の安全のみ。どうか無事帰れますように。

参拝後に神社の下にある鳥居に降りて来ました。
ここはインスタ映えスポットとして有名で前来た時は凄く並んでたけど、雨のお陰かそんなに長くなかったので長女(高1)と並んでみました。
それでも関西人なのでイライラしましたけどね。

晴れ男パワー発揮。
前に並んでいたカップルさんが撮り合いの申し出をしてくれました。

この後にまた雨が強くなり、行ってみたかった三島スカイウォークには行けず、富士山も拝む事が出来ずこの旅の観光は終了となりました。

そして新東名→伊勢湾岸道→東名阪と大雨で怖い思いをしながらも順調に奈良県まで戻って来た時に最後の試練が。
西名阪道で事故渋滞です...orz。
この道路は10kmあたりの死亡事故発生件数が自動車専用道路の中でトップです。
その中でも一番事故が発生するのがこのΩ(オメガ)カーブです。

右の三重県側から左の奈良県側にキツい下りとコーナーが続くんですが、僕はこれまで背の低いスポーティーカーしか乗った事が無くてそんなに恐怖心は感じずに流れに乗って走れているんですが、背の高い車や重たい車にとっては緊張感のある道なんでしょうね。

ニュースで流れていた映像より

アルファードのような車が挟まれています。
僕達がここに来る3時間ほど前に起こった事故だったようで、箱根に寄らずに来ていたら最悪巻き込まれていた可能性もあったという事なんだな。
今回は渋滞だけで済んで良かったと思わないとね。

その後は一般道の国道25号線を通り京奈和道→阪和道でやっと和歌山に。
自宅への到着は23時。町田を出たのが9時だから帰りも14時間掛かったか。
でもトラブルが無いのが一番。
この旅も順調に安全に巡られて感謝、感謝でした。

東北4大祭りの旅4

今日は楽しかった東北に別れを告げて、和歌山に向かって帰って行きます。

五所川原市を9時に出発して東北道を南下、宮城県仙台市に13時半に到着です。
東北4大祭りの最後を飾るのは、仙台七夕まつりですね。

これまでの賑やかで動きのある3つの祭りとは全く違いますが、伊達政宗公の時代から受け継がれている夏の伝統行事なんですね。
そして、その規模は日本一。その大きさや色彩で目を楽しませてくれます。

その中で一際目を引いたのが、東日本大震災からの復興を願って作られる折鶴。
千羽どころではなく八万羽だそうです。

幻想的ですね。

そして、仙台と言えば牛タン。

4切れとちょっと少なかったけど、美味しゅうございました。

15時に観覧を終えてここから和歌山に向けて帰るのですが、流石に一気に走るのはきついので東京の町田市の妹宅に泊めてもらう事にしました。
とは言っても仙台市から7時間もかかり22時の到着。

昨年のお盆以来の両家族の再会。僕は4月以来。
ちょっと夜更かしになったけど、積もる話や土産話で楽しく過ごしたのでした。

東北4大祭りの旅3

3日目、今日は青森県にねぶたとねぷたを見に行きます。

先ずは青森市へ。
青森市ではねぶた祭が開催されているんですが、日程の最終日の今日は市内の運行は昼間しか行われません。夜は海上運行になります。
なので夜間の運行は違うねぷた(こちらは)を見に行く作戦です。

会場には13時半に到着して1時間ほどねぶたを観覧しました。

そりゃもちろん夜の方が灯が入って綺麗ですよ。20年前に観覧済み。
でも、これはこれで元の色が見れていい感じ。
そして、観客はそんなに多くなく最前列で座って見る事が出来ました。

ハネトさん達

ラッセーラ、ラッセーラ、ラッセ、ラッセ、ラッセーラですね。

踊り、キレッキレです。流石に長くは続けられないようですが...。

ここから場所を移動して宿泊先の五所川原市に移動します。
五所川原市では立佞武多(たちねぷた)が夜間に運行されるので観覧します。
宿泊したホテルではシャトルバスのサービスがあって2㎞先の会場まで送ってくれました。(帰りは無し)。

降ろしてくれた所がちょうどスタート地点で、開始の30分前に大型立佞武多が保管庫から出て来ました。

もう笑っちゃうくらいにでかいね。
高さ23mと言う事でガンダムの18mよりかなり大きいです。
灯が灯り19時、運行開始です。

3台の大型立佞武多が市街地に出陣して行きます。

大型の他にも中型や

青森市のような横型も運行されていました。



帰って来た大型立佞武多。

まるでゴジラか怪獣が街を破壊しにやって来たかのように見えました。

青森市のねぶたの代わりと言っては失礼だけど、夜のねぶたが見たくて探した五所川原の立佞武多。
僕的には昼の青森も見れたしこれが正解だったように思います。いや〜圧巻でした。
子供達の感想ではこっちの方が若干良かった模様。
でも夜の青森も素敵なんで、今度は誰かと見に行って下さいね。

東北4大祭りの旅2

2日目、今日は秋田市に向かいます。

夜の竿灯まつりには時間があるのでそれまでに幾つか寄ってみたいと思います。
道中の秋田県横手市に「横手市増田まんが美術館」なる物をグーグルマップで見つけたので寄ってみました。

横手市は「釣りきち三平」の作者の矢口 高雄先生の出身地だそうで、もう亡くなられてしまわれましたがここの名誉館長もされていたようです。

「釣りきち三平」は、中学1年の時に担任の先生に勧められてハマり何巻か単行本を購入しましたね。
その後、アニメ化されてテレビでも毎週楽しみに視聴していました。
確か声優さんは、レジェンド野沢 雅子さんだったと思います。

ここは色んな漫画家さんの原画が展示されています。
残念ながら撮影は禁止だったのでアップは出来ませんが、もう僕にとっては感動の嵐でした。
子供の頃は貧乏でテレビゲームなんか無い家庭で娯楽と言えば漫画かアニメ。
その幾つも読み漁った漫画の原画が次々と見られてもう悲鳴に近い声が出ていました。
子供達には年代が古かったみたいで、少しは刺さったようですがね。

これで無料なんてホントにいいんですか?滞在は1時間弱でした。

秋田市に入って昼食後にチェックイン。
7月の浸水の影響で市内は閉店しているお店や大型ゴミを集積している場所など被害の跡がまだ見受けられて、僕達の宿も床下浸水したそうで食堂が使えない状態になっていました。それでも泊めて頂いて感謝です。

そして昨日に続きここにも城跡があるので自転車を引っ張り出して行って来ました。
昨日、今日と東北地方は気温が35度を超えていて和歌山より暑い...orz。
「城跡だったらいいわ。お父さん行って来て。」と昨日に続き僕単独で。

久保田城跡 100名城中の55城目

元々天守の無いお城だそうですが、天守のような櫓はありました。
そして昨日の山形城跡同様ここも敷地が広い。周囲と場内を自転車で走り回りました。

お宿で少し休んだ後、竿灯まつりに出発です。
今日は宿からは遠く1㎞ほどを歩いて会場に到着。
会場はものすごい人で身動きが取れない事が何度もありました。
歩道は警官の誘導で立ち止まる事が許されずに最前列での観覧は無理でした。
そこで歩道から外れて建物のスロープ上から見る事にしました。

竿灯が次々と入場して来て笛の合図で一斉に立ち上がります。

太鼓の音がお腹に響き、心地よい笛のメロディ。
自然と手拍子が出て、どっこいしょ〜どっこいしょ〜の掛け声も出ますね。

演技は19時20分から20時半過ぎの1時間少し。
その後は会場に入って真近くで竿灯を鑑賞する事が出来ました。



20年ぶりにここに来ましたが、やっぱり最高でしたね。

東北4大祭りの旅1

昨晩の23時半に出発して夜行で山形県まで走って来ました。
奥さんに出発から1時間と新潟県内で15分運転してもらい少し休む事が出来たので、途中止まって仮眠する事無く走り続ける事が出来ました。

予定より早く着いたのでホテルを取っている山形市を少し超えて天童市で昼食を摂る事にしました。
13時半到着。和歌山から約940㎞を14時間で走破です。

天童市ってたまに耳にするけど将棋の駒の生産日本一だったんですね。
ここで食事をして市内をちょっと周ってみたけど見所は見つけられなかったので山形市に戻りチェックインです。

山形市では花笠踊りを見るのですが、18時からなのでその前に自転車に乗って山形城跡を見に行きました。

本丸跡

100名城中の54城目です。
天守の無いお城だけど櫓は大きくて立派。
それに敷地がものすごく広い。周囲をぐるっと眺めながら周ったけど自転車積んできて正解だったよ。

ホテルに戻り1時間ほど仮眠して18時、お待ちかねの花笠踊りスタートです。
パレードが通る道路に面したホテルを取れたので直ぐに会場に出られたのですが、最前列は既に皆さん座られていて無理でした。
でも、その後の2列目で立ち見で十分楽しむ事が出来ました。

「めでた め〜で〜た〜の〜」で聴き馴染みのある花笠音頭の曲に合わせて、それぞれの連で違った踊り方を披露してくれて楽しかったですね。

秋田、青森の雄大な祭りに比べて当初はそんなに期待はしていなかったんですが、いい意味で裏切られました。
踊られている皆さんがとても楽しそうで、こちらも引き込まれて手拍子やチョイチョイの合いの手が自然と出ていましたね。

あっそれと、ウドちゃんもお見かけする事が出来てこちらも最高でした。