やすの日記

平凡な日常の中にも楽しい面白い事が一つぐらいはあるはず。

ハチロクレビン

取引先の病院の駐車場で懐かしい車に出会いました。

f:id:yasmee:20180312122222j:plain:leftトヨタ カローラレビン
1.6 GTアペックス(AE86)
30年以上前の車なのに、オーナーさん綺麗に乗られていますね。
そして、今見ても存在感があってカッコいいです。

実は昔これに乗っていました。
厳密に言うと、これのマイナーチェンジ前の初期型ですけど色、グレードは同じ。
頭文字Dでお馴染みのハチロクです。

BSの「おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE」じゃないですけど、その当時の色んな思い出が蘇って来ますね。
高校を卒業後、11月に大阪で就職をし親の反対を押し切って直ぐにこの車を買った事。
ホントは7thスカイラインが欲しかったんだけど、高卒には余りにも高くて手が出せずにこれに。レビンには特に思い入れもなく購入しました。
中古を買ったのでそんなに高くなかったです。80万ぐらいだったかな。
彼女の思い出はないけど、研修所の仲間と神戸ポートピアランドに行ったなぁ。
高速で減速する度にアクセルを全閉にしてたので、エンジンブレーキで気持ち悪くなったと言われた事はショックでした。
この車は130馬力でそんなに速くなかったけど、速いと勘違いして調子に乗って飛ばしてました。
タイヤは純正の扁平率70のままだったのでお尻は直ぐに振っていました。
寮の後輩と和歌山に帰省した時、後輩を送って国道に戻ろうと雨の中を飛ばしていたらお尻がズルズルッっと。
民家の壁が目の前に迫って来て、「もうあかん。」となってギリギリの所で止まった苦い思い出も。

その後、タイヤを60にしてインチアップしてとカスタマイズを考えていたけど、別れは突然に。
前出の寮の後輩がレビンを運転したいと言うもんだから同乗して奈良へ。
そう、走り屋の聖地、阪奈道路を走る為に。
と言っても普通に流しただけで攻めた走りなんかしなかったんだけど、悲劇はその後に起こりました。
奈良市に入って、もう大阪に帰ろうと考えていた時何かが突然目の前に。
ドーンッとぶつかり、ボンネットが盛り上がり、ラジエターのファンが回らなくなり走行不能になりました。
奈良で勘付いた方もおられるでしょうが、ぶつかった相手は鹿。
近くに派出署があったので相談に行くと、鹿は天然記念物なのでこちらが罪になってしまうと。
鹿は大きかったのでそのまま逃げてしまい罪に問われなかったけど、そこからJAFを呼んで大阪に帰るまで誰に怒りをぶつけていいのか分からず車内は沈黙。
トヨタカローラの前に降ろしてもらって夜が明けるまでレビンの中で寝ました。

修理代、約30万円は後輩が出してくれたけど事故車となってしまったので売却する事に。
中古車屋に持ち込むと事故車なので買取出来ないと。
そこの親切な店員さんにオークションへの出品を勧められて当時としては珍しく個人で出品しました。
頭文字Dはまだ始まっていませんでしたが、新型レビンはフルモデルチェンジでFFになっていてハチロク人気が出だした時だったので、買った時と同じぐらいの値段で売れました。

こうして目の前でレビンを見るとずっと乗っていれば良かったと思うけど、趣味や家族構成で事故をしていなくてもいずれは手放していたんだろうな。
2年弱しか乗れなかったけど、とても楽しい車でした。
長々と、やすの愛車遍歴1でした。

次の愛車、3代目プレリュードは何時現れるかな?。